大郷粕川を元気にする協議会

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有機・無農薬野菜・農業体験研修



味噌作り体験アンケート結果について


 大郷粕川を元気にする協議会では、味噌作りを通じて、食材の多様性と食の楽しさの体験と地域で生産された材料を使用することで、地元の農産物の価値を高め、地元経済を支える目的で、2024年1月27日(土)に「味噌作り体験イベント」を開催した。
 本イベントの参加者を対象にアンケートを実施し、その結果を取りまとめました。

 

上記の理由を教えてください
・みその作り方をあらためて学んだ(子供の頃に経験はあったが)
・とっても分かりやすく、みんなでこねたりするのが楽しかった。
・面白かったです。豚汁も嬉しいです。
・大郷小の職員として体験できて良かったです。これで子供たちに堂々と教えられます。
・いろんな人と関わりながら作れたから
・若い方たちと話をしながら楽しかった。
・最初はとても心配だったが、いろんな方がやさしく教えてくれたので、うまく作れました。それにとても満足しています。
・親切におしえていただきました。出来上が楽しみです。
・とても楽しくみそ作りができたので、出来上がりが楽しみです。
・前処理の大変なことがわかったので、作り作業だけではもうしわけなく思った。
・みそを自分で作ってみたいと思ったけど、保存方法にちょっと不安
・体を使って出来たこと
・初めてやったので、すべてにおいて興味がありました。熱中してたのしくやることが出来ました。
・大豆をつぶすのが楽しかった
・初めての体験がたのしくできた
・皆が楽しく作業した
・おしえてくれる方が一人では足りないかな
・地域の人と関わりながらみそを作れてとても楽しかったから

イベント内容で印象に残ったことはありますか
・大豆つぶし
・豆を一生懸命にこねて、丸くかためるところです。
・老若男女が参加してしたこと。
・色々な方々が楽しく交流しながら、みそ作りをしていたのがとても印象的です。
・豆をつぶすのが大変だったこと
・豆がおもったより一個づつつぶすのは大変です。
・豆をつぶすのが大変だったこと
・講師の巡回が少ない。材料費をもう少し安くならないのかな。
・講師の先生から進行内容の指示が出されると、もっとスムーズに進行するかな・・と感じました。
・地元産の大豆、こうじを手作りした話しには感じ入った
・みそをつくる前段階を全て用意していただいてので、セットで(メニューも記載して)道の駅で売っていたらいいのかなあ・・
・男性が少ないとお話ししていましたが、男性の参加者も楽しそうに作業されていたところ
・いろいろ聞くと教えてくれたので、それが良かったと思います。また、自分でこうじは買って作ってみたいと思います。
・参加者の皆さんとのふれあいが楽しかった
・たくさん豆をつぶして細かく細かくペースト状にしたこと
・創意工夫により様々な手法を使った
・みんなで楽しみながらみそを作ったこと

イベント内容で学んだことやきづいたことはありますか
・みそを作るのは大変だし、時間がかかるということが分かりました。
・薬師農産のこと、みそづくりで大事なこと ・シンプルな材料だけど、つぶすなど意外と大変な作業だなと思いました。
・町の人などと交流するのは楽しく、新しい知識がたくさんあって、もっと自分の町の人と関わりたくなった。
・豆はなるべくのこさないこと・空気をぬくこと
・日常の食につながるので良いと思う
・空気を抜いて、たたきつける!
・郷土の料理のベースとなる味噌を作ることは食の原点だと思った。
・大変親切に対応してくれたので良かったと思います。
・みそ作りの工程
・みそ作りがすごく体力がいること!10ヵ月もかかることでおいしくなること。また菌を配慮しないとカビてしまうこと。
・地域の人達とのつながりができるので、このようなイベントには積極的に参加することは大切なことだと学びました。

 

ほかにしてみたいと思うイベント内容はありますか
・豆腐作り
・クッキー作り
・おかし作り、料理教室とクラスの小学6年生が言っていました!
・クッキー作り 昔ながらの遊びを学べるイベント
・おかし作り
・豆腐つくりも地元産大豆なので是非実現してください。
・豆腐づくり
・そば打ちをやりたいと思います。
・野菜の料理教室
・そば打ち体験

その他、ご意見をお聞かせください。
・ありがとうございました。出来上がるのが楽しみです。
・とても楽しかったです。ありがとうございました。
・4キロで作ったので、大きな袋で作った方がやりやすかったかな。豆がくっつくのでムダが出るので最初から大きな袋が良いと思います。
・とにかく、楽しく勉強になりました。ありがとうございます。
・多様な体験の組み合わせ(体験+食+地域資源めぐり)3点セットで年間四季を通じた取り組みを願う。
・年何回かの定期コースがあれば楽しみ!
・今日はありがとうございました。とても楽しかったです。
・参加する方法を聞いたのでホームページを見る様にしたいと思います。色々な人と友達になれたことが良かったです。
・今日はありがとうございました。とても楽しく勉強になりました。

アンケート結果を総合すると、参加者は主に女性であり、特に10代と60歳以上の年代に注目があります。イベントへの参加きっかけは興味や友達誘いが主で、広報強化が必要です。個人参加が多い中、親子や会社の仲間も存在し、これに合わせたアクティビティや料金体系の提案が求められています。満足度は一般的に高いが、低い満足度のケースもあり、具体的なフィードバックを収集してイベントの改善点を検討する余地があります。参加しやすい日時は土日祝の午前が好まれ、価格については1000円から3000円が適しています。希望する他のイベント内容は豆腐作りやそば打ちなど多様で、地元産の素材を活かす企画が好評です。これらの情報を踏まえ、今後のイベント企画や改善点の検討に活かしていただければと思います。







餅つき体験アンケート結果について


 大郷粕川を元気にする協議会では、伝統的な日本の食文化を次世代に継承し、地域経済を支援し、地域づくりに貢献するため、2023年12月16日(土)に「餅つき体験イベント」を開催した。
 本イベントの参加者を対象にアンケートを実施し、その結果を取りまとめました。

 

 アンケート結果から、参加者は主に友達に誘われて参加し、特に餅つき体験や食べ物の美味しさに満足していることがわかりました。また、平均的な価格希望は約2,167円であり、土日祝の午前が参加希望の主要な時間帯であることも明らかになりました。

 今後のイベント企画においては、これらの嗜好や優先事項を考慮することが重要。

 イベントは参加者全員が満足度の高いものでしたが、一部に待ち時間の有効活用や集客の方法、収益モデルに関する課題が見られました。これらの課題を解決するために、今後も改善に努めてまいります








実証活動「有機・無農薬野菜・農業体験研修」について


【はじめに】
 大郷粕川を元気にする協議会では地域の農業の将来方向として低コスト大規模農業を実践する土地利用型農業の新たな展開として大豆ミートの可能性にチャレンジする一方、エコロジー・フェアトレードをキーワードに新たな価値観を見出す集約的な農業の展開という農業の2極分化を意識しております。
 とくに後者の「エコロジー・フェアトレードを目指す集約的農業の展開」の実証活動が「有機・無農薬野菜・農業体験研修」として取り組むことにしております。タイトルがゴチャ混ぜになっているため分かりにくいと思いますので取組の内容を整理します。
 1点目は、有機無農薬農業の展開です。自然環境に負荷をかけず、持続的な農業生産を継続することができるためには、労力と時間をかけ、その分に見合った販売価格が維持されることが必要です。そのための新規就農者やフェアトレードの確保が課題となります。近年は、アレルギー体質や健康志向の消費者が多くみられ、食に関する安全・安心が注目されておりますので、生協や取組に賛同を頂ける販売ルートの協力を得ながらフェアトレードの仕組みを検討していこうとしております。
 2点目は、一般消費者に対して有機無農薬農業への理解を深め、自分でも作物を育てたいという方々を対象に農業体験研修に取り組んでいただくことです。さらにその講師として、地域に在住する高齢農業経験者に参加いただくことで生活のリズムができ、健康的な地域社会の発展にも寄与することにつながるのではないかと考えております。

(注)フェアトレード(Fair Trade)とは
 元々は、途上国の経済的社会的に弱い立場にある生産者と経済的社会的に強い立場にある先進国の消費者が対等な立場で行う貿易を指します。
 国内で考えた場合、生産者が美味しくて品質の良いものを作り続けていくためには、生産者の労働環境や生活水準が保証され、また自然環境にも優しい配慮がなされる持続可能な取引のサイクルを作っていく必要があります。
 そのためには市場原理(競争)から離れて、生産者の希望販売価格(適正価格)で消費者側が継続的に購入する仕組みが求められています。ここではこのルールのことを「フェアトレード」と定義しております。


【令和4年度の活動内容】
①新規就農者座談会(2回)
②アンケート調査(2回)
③農業体験研修の実施
 




農業体験に関するアンケート調査結果について


アンケート調査は令和4 年11 ⽉26 ⽇及び27 ⽇に実施しました。
場所は⼤郷道の駅の構内の⼀⾓でタブレット⼊⼒もしくはスマホからQR コードでアクセスしていただき、111 件のデータが集計されました。
そのアンケート集計結果をお知らせします。
回答していただいた⽅の年齢構成ですが、40 歳代が21.6%、50 歳代が19.8%、60 歳代が22.5%、70 歳代が16.2%となっておりそのほかの年齢代が残りの約20%を占めております。
(40 歳未満、80 歳以上)性別では、⼥性が57.7%、男性が42.3%です。
以下に設問ごとの回答内容を⽰します。

 

 以上のアンケート調査から分かったことは、

➀多くの⽅が農業体験に関⼼があり、それは農業や⾷べ物に興味を持っているということ。
②農業体験を経験している⽅は⾃然環境を意識し、収穫をはじめ植え付けから⼀貫した農作業に興味を持っています。
③農業に関する農業機械の操作や施設への理解、農産加⼯への理解などに加え、地域に根差した歴史・⽂化、⼯芸など地域資源に関⼼を⽰しています。

 さらに、有機・無農薬野菜については、たまに⾷する(6 回以下/⽉)が最も多く、よく⾷する(10 回/⽉)前後と全く⾷べない割合が拮抗している。⾒た⽬が悪くても⾷したい、 価格抑制には⾏政の⽀援が必要といった意⾒が出ており、今後も増加して(⾷する)傾向がうかがえます。
以上